2021年3月11日木曜日

「開発とジェンダー」分科会2020年度定例会開催(2020年3月14日[日])のお知らせ

「開発とジェンダー」分科会2020年度定例会開催(2020年3月14日[日])のお知らせです。

※チラシはこちらからダウンロードできます。


「開発とジェンダー」分科会2020年度第定例会開催(2021年3月14日[日])のお知らせです。
 
2020年度も残すところ数週間となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
 
「開発とジェンダー」分科会では、SDGs(持続可能な開発目標)をジェンダー視点からクリティカルに考えてみることをテーマにした読書会を2回連続で企画しています。
初回である今回の内容は、SDGs(持続可能な開発目標)をクリティカルに議論している論文が収められているThe Politics of Destination in the 2030 Sustainable Development Goals(2017)から2本の文献を検討します。
当初昨年度末に計画していましたが、コロナ禍のため延期していたものです。
 
定例会の概要は、下記のようになります。
 
 
◆日時:2021年3月14日(日) 13時~16時半
◆オンライン開催(Zoomミーティング)
 (事前登録制)
参加を希望される方は、開催2日前(3月12日)までに下記フォームより登録してください。開催前日までにオンラインでの参加についてのお知らせをお送りします。
https://forms.gle/pRS7NgAsfY2vFPWR6
 
 
文献報告①
◆報告者:太田麻希子(立教大学)
◆質問者:鳥山純子(立命館大学)
◆文献:【検討文献第1章】Universal Access to Affordable Housing? Interrogating an Elusive Development Goal (Sussane Soederberg)
 
文献報告②
◆報告者:中村雪子(立命館大学 立命館アジア・日本研究機構)
◆質問者:大野聖良(日本学術振興会(RPD)、神戸大学)
◆文献:【検討文献第6章】Re-centring ‘Race’ in Development: Population Policies and Global Capital Accumulation in the Era of the SDGs
 
司会・趣旨説明:中村雪子(立命館大学 立命館アジア・日本研究機構)

皆様どうぞご参加ください。
また、関心のありそうな方にご連絡いただけますと幸いです。
 
分科会では報告者を随時募集しております。
報告を希望される方は、事務局までご連絡ください。
 

共催:立命館大学アジア・日本研究所 アジア・日本研究推進プログラム「インターアジア現象としての『イスラーム的ジェンダー』の考察:差異の指標から変化のけん引力へ」(iAIG)
主催:2020年度「開発とジェンダー」分科会事務局
小川真理子・中村雪子
devgen.isgs@gmail.com
http://devgen-isgs.blogspot.com/
 
 
****下記定例会詳細です。転送・転載歓迎です!****
開発とジェンダー分科会2020年度第定例会開催(2021年3月14日[日])のお知らせ
 
国際ジェンダー学会「開発とジェンダー」分科会では、SDGs(持続可能な開発目標)をジェンダー視点からクリティカルに考えてみることをテーマにした読書会を2回連続で企画しています。
初回である今回の内容は、SDGs(持続可能な開発目標)をクリティカルに議論している論文が収められているThe Politics of Destination in the 2030 Sustainable Development Goals(2017)から2本の文献を検討します。
当初、昨年度末に計画していましたが、コロナ禍のため延期していたものです。
 
定例会の概要は、下に貼り付けてある詳細よりご確認いただけます。
 
 
◆日時:2021年3月14日(日) 13時~16時半
◆オンライン開催(Zoomミーティング)
 (事前登録制)
参加を希望される方は、開催2日前(3月12日)までに下記フォームより登録してください。開催前日までにオンラインでの参加についてのお知らせをお送りします。
https://forms.gle/pRS7NgAsfY2vFPWR6
 
 
文献報告①
◆報告者:太田麻希子(立教大学)
◆質問者:鳥山純子(立命館大学)
◇文献:【検討文献第1章】Universal Access to Affordable Housing? Interrogating an Elusive Development Goal (Sussane Soederberg)
 
文献報告②
◆報告者:中村雪子(立命館大学 立命館アジア・日本研究機構)
◆質問者:大野聖良(日本学術振興会(RPD)、神戸大学)
◇文献:【検討文献第6章】Re-centring ‘Race’ in Development: Population Policies and Global Capital Accumulation in the Era of the SDGs(Kalpana Wilson)
 
司会・趣旨説明:中村雪子(立命館大学 立命館アジア・日本研究機構)
 
お問い合わせは下記までお願いします。


共催:立命館大学アジア・日本研究所 アジア・日本研究推進プログラム「インターアジア現象としての『イスラーム的ジェンダー』の考察:差異の指標から変化のけん引力へ」(iAIG)
主催:2020年度「開発とジェンダー」分科会事務局
小川真理子・中村雪子
devgen.isgs@gmail.com
http://devgen-isgs.blogspot.com/
「開発とジェンダー」分科会では報告者を随時募集しております。
報告を希望される方は、事務局までご連絡ください。
 
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2021年2月28日日曜日

 インターアジア現象としての『イスラーム』、そのジェンダー的分析:差異の指標から変化のけん引力へ」iAIG2020年度第三回公開研究会開催のお知らせ

立命館大学アジア・日本研究所アジア・日本研究推進プログラム「インターアジア現象としての『イスラーム』、そのジェンダー的分析:差異の指標から変化のけん引力へ」(iAIG)が開催委します公開研究会のご案内です。
本分科会も共催です。

2021年3月3日(水)13:00~オンラインでの開催です。

チラシPDFはこちらからダウンロードできます。

==下記、案内です☆☆転送・転載歓迎です==
 イスラームが可視化されるとき、その場から西欧の影をぬぐいさることは難しいものです。しかし日本でイスラームに出会う時、その影がイスラームと対峙することを阻んできたのだとしたら、私たちは、欧米的価値観とイスラームとの三角関係から抜け出し、直接向き合う必要があるでしょう。こうした着想のもと、本プロジェクトは「インターアジア」(そこにはもちろん日本も含まれる)な現象としてイスラームに向き合うことを試みます。
 第三回公開研究会では、エジプトのFGM問題をとりあげます。FGMは、イスラームをジェンダー視点で批判する際の、国際社会の主要言説の一つとなってきました。本研究会では、FGMの具体的な実践状況についての議論を深めることから、イスラーム批判の道具としてのFGMというアプローチとは異なる分析を提示します。換言すれば、本研究会ではFGM問題を、インターアジアなイスラーム的ジェンダーの一現象として読み解きます。

チラシは下記のプロジェクトブログからダウンロードできます。

・日時:2021年3月3日(水)13:00~14:30
・オンライン開催(事前登録制)
参加を希望される方は、開催前日(3月2日)までに下記フォームより登録してください。開催日までにオンラインでの参加についてのお知らせをお送りします。

・報告者:ヘバタッラー・オマル  名古屋大学人文学研究科(文化人類学)
・タイトル:「女子割礼の実態と西洋普遍主義との関係――エジプトにおける事例から」
・概要:
 文化人類学において、女性性器切除(female genital mutilation、以下、FGM)は、重要な研究テーマのひとつである。これまで、FGMは、女性の身体を傷つけ、健康を損なうものであるとして、女性の人権やフェミニズムの視点、異文化表象の視点から多くの議論がなされてきた。しかしながら、それらの先行研究においては、ぞれぞれの地域的背景の考慮が不十分であり、西洋の普遍主義がそれぞれの地域のFGMの実践に与えた影響についての検討も十分になされていなかった。 
 そこで、本報告では、FGMの実践の一例として、エジプトの女子割礼の事例を取り上げ、エジプトの地域的背景に着目しつつ、西洋の普遍主義がエジプトの女子割礼の実態に与えた影響について明らかにしたい。

・問い合わせ先:iaigproject@gmail.com(iAIG事務局)
・主催:立命館大学アジア・日本研究所 アジア・日本研究推進プログラム「インターアジア現象としての『イスラーム的ジェンダー』の考察:差異の指標から変化のけん引力へ」(iAIG)
====案内はここまでです====

2018年6月23日土曜日

開発とジェンダー分科会2018年度第1回定例会開催(2018年7月22日[日])のお知らせです。

※チラシはこちらからダウンロードできます。
※参加費について情報を加えました。資料代200円になります。(2018年7月12日更新)

東京は本格的な梅雨の到来ですが、いかがお過ごしでしょうか?

2018年度第1回定例会では、変化が著しい東南アジアにおける福祉やヘルスケアの現状に着目した研究を行っているお二人に報告していただきます。阿部さん、江藤さんともに最新のフィールドワークの結果から、各々カンボジア農村部におけるセカンダリー助産師、タイ東北部農村において展開される高齢女性をめぐる「福祉ミックス」の事例に着目した研究報告を行っていただく予定です。

報告概要は、下に貼り付けてある詳細よりご確認いただけます。


◆日時:2018年7月22日(日) 15時~18時半
◆場所:立教大学 池袋キャンパス 7号館2階7204教室
 ※こちらからキャンパスマップを確認できます。

報告①
◆報告者:阿部貴美子さん(明治学院大学社会学部付属研究所研究員)
◆報告タイトル:「助産師のカンボジア農村保健センターへの定着影響要因の探求

◇報告②
◆報告者:江藤双恵(獨協大学他非常勤講師)
◆報告タイトル:「タイ東北地方農村部におけるコミュニティ福祉の展望――女性の動員か女性を通じた連帯か

※資料代200円

ご出席の方は、恐れ入りますが、資料の都合上、なるべく2018年7月19日(木)までに下記のアドレスまでご連絡頂けますよう、お願い申し上げ申し上げます。

皆様お誘い合わせのうえ、どうぞ足をお運びください。
また、関心のありそうな方にご連絡いただけますと幸いです。

報告者を随時募集しております。
報告を希望される方は、事務局までご連絡ください。

2018年度「開発とジェンダー」分科会事務局
小川真理子・中村雪子


****下記定例会詳細です。転送・転載歓迎です!****

国際ジェンダー学会「開発とジェンダー」分科会2018年度第1回定例会開催(2018年7月22日[日])のお知らせです。
2018年度第1回定例会では、変化が著しい東南アジアにおける福祉やヘルスケアの現状に着目した研究を行っているお二人に報告していただきます。阿部さん、江藤さんともに最新のフィールドワークの結果から、各々カンボジア農村部におけるセカンダリー助産師、タイ東北部農村において展開される高齢女性をめぐる「福祉ミックス」の事例に着目した研究報告を行っていただく予定です。

報告概要は、下に貼り付けてある詳細よりご確認いただけます。
◆日時:2018年7月22日(日) 15時~18時半
◆場所:立教大学 池袋キャンパス 7号館2階7204教室
 ※こちらからキャンパスマップを確認できます。

報告①
◆報告者:阿部貴美子さん(明治学院大学社会学部付属研究所研究員)
◆報告タイトル:「助産師のカンボジア農村保健センターへの定着影響要因の探求
◆報告概要:
 経済成長が著しいカンボジアでは、妊産婦死亡率が過去十数年で大幅に低下し(WHO 2015)妊産婦死亡率に関する国連のミレニアム開発目標を達成した。これには、助産師の経済的報酬の増加、農村部を含めたすべての保健センター(HC)へのプライマリー助産師の配置、同国の経済成長などが貢献した(Fujita et al. 2013。しかし、経済成長からは、都市と農村の格差も生じた。保健省は、妊産婦死亡率をさらに下げるため、より資格レベルの高いセカンダリー助産師の全HCへの配置を進めている。配置された助産師が、農村部に定着するには何が影響しているのだろうか。
 これまで、セカンダリー助産師に限らない助産師全般に関しては、給与や施設の物理的状況等が動機に影響していると援助機関の報告書などで指摘され、配置については安全に関する懸念が語られた。日本では過去に、農村へき地に派遣された「保健婦」が、コミュニティからジェンダーに基づく反発を受けた。 
 本研究は、セカンダリー助産師が農村部のHCに定着することに対する重要影響要因を、これまでに指摘された影響要因を踏まえて質的に探った。

◇報告②
◆報告者:江藤双恵(獨協大学他非常勤講師)
◆報告タイトル:「タイ東北地方農村部におけるコミュニティ福祉の展望――女性の動員か女性を通じた連帯か
◆報告概要:
 「福祉社会」もしくは「福祉コミュニティ」の構築において、タイは先進的な事例を提供してきた。急速に進展する高齢化に備えてのことである。例えば、国家レベルの村落健康ボランティア推進事業によって、6800万人の人口に対して100万人がコミュニティ(高齢者)ケアの担い手として育成されている。また、地方自治体の職員が地域内外のさまざまなネットワークを駆使しながら困窮者支援対策を行っている。本報告においては、タイ東北部の人口6000人規模の農村で、高齢女性をめぐって展開される、いわばミクロな「福祉ミックス」の事例を紹介し、財源面や人材面での高齢者対策に悩む先進産業社会における公的部門の役割についてジェンダー視点から議論する 契機としたい。


※チラシはこちらからダウンロードできます。

ご出席の方は、恐れ入りますが、資料の都合上、なるべく2018年7月19日(木)までに下記のアドレスまでご連絡頂けますよう、お願い申し上げ申し上げます。
皆様お誘い合わせのうえ、どうぞ足をお運びください。
また、関心のありそうな方にご連絡いただけますと幸いです。

*会場最寄り駅
JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分。

当分科会では報告者を随時募集しております。
報告を希望される方は、事務局までご連絡ください。

2018年度「開発とジェンダー」分科会事務局
小川真理子・中村雪子

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2018年1月22日月曜日

2017年度第1回定例会開催記録(2017年7月16日)(第2弾)

2017年7月16日に第1回定例会が開催されました。


先日、第1回定例会のお一人目の報告者の記録を紹介しましたが、続けてお二人目の報告者の記録をご紹介します。


◆日時:2017年7月16日(日) 13時~16時半

◆場所:立教大学 池袋キャンパス 13号館1階会議室


報告者:新倉久乃さん
(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 博士課程前期課程2年・
特定非営利活動法人 女性の家サーラー理事)

報告タイトル:在日タイ女性のトランスナショナルな再生産労働の現実 課題と可能性
-日本でひとり親経験をもつ3人の語りから-



本報告では、在日タイ女性で、特にひとり親の経験を持つ女性たちの定住の決断について、インタビューと参与観察から明らかになったことの一部を紹介した。また、本報告では1985年から2005年に来日したタイ女性を在日タイ人と定義する。 在日タイ女性の移動は、世界的に起きた移動の女性化の一部、再生産労働の中に位置付けられる。他のアジア諸国の受入がケア労働であったことと相違し、日本では2005年に人身取引の厳罰化までは、人身取引や結婚の受入であった。この間国際結婚の数も増加するが、離婚やそれに伴う夫の遺棄やDVも多く、報告者も外国籍女性のためのシェルターでタイ語ケースワーカーとして被害者支援を行ってきた。本報告では在日タイ女性は、一時的にDV等被害者になるが、移動して自らを変化させて日本定住を行う主体として捉えた。日本人配偶者として来日し、離婚後も日本に定住することを決断した女性の3人の語りと他の参与観察を通して考察した。第一に、在日タイ女性は、タイ日本両方の社会背景や価値観をもつトランスマイグラントとして定住する。第二に定住の決断が迫られる二つの時期は、「妊娠・出産」と「離婚」である。その決断には、タイの経済発展と格差の影響を受ける成育の経験や日本での在留資格保持のため構造的に弱者の立場が影響する。タイ日のジェンダー規範の相違、例えば母系社会の元、家計負担平等、母への仕送りと自分の新しい家族をどのように支えるか、離婚時ひとり親となった女性たちに決断を迫る。第三に、日本に定住し子育てするために、タイにはない日本の福祉制度利用をすることで、福祉制度の根底に流れるジェンダー役割が、在日タイ女性に同化の圧力をかける。しかし、このような圧力があっても在日タイ女性は「妊娠・出産」と「離婚」の時期、日本への定住をするか、二つの国の家族のトランスナショナルな関係の中で流動的に、主体的に決断している。
まとめとして、在日タイ女性のトランスナショナルな定住には課題と可能性がみられる。課題として、移民政策のない日本では、夫の経済力、情報取得の格差や福祉、法的支援が同化強制になる恐れがある。可能性としては、日本への定住がタイの家族関係の困難から距離を保ち新しい考え、生き方を身に付ける、移民政策はないがママ友や他の外国人のつながりが補う、タイからの移動の歴史が20年を超え多世代で構成するタイコミュニティが存在することが挙げられる。

質疑応答では、本報告においてトランスナショナルな定住をする在日タイ女性ということと、ひとり親としての語りを活かすための論点について、多くの示唆を得た。ライフコースの決断にどのようなジェンダー視角が影響するのかについての意見が提出された。たとえば、離婚に焦点をあて、妻あるいは母という役割を離れた生き方の決断や在留資格や親権の中に日本の男性社会の構造を語りからどのように論じるかである。またトラスナショナルな定住に、タイ日の入国制度の改正やSNSによる物理的に国境を越えない方法での移動が影響するのかという点にも関心が集まった。移民制度の有無で女性たちの可能性はどのように変わるだろうかという指摘もあった。研究の前提として、1970年代からアジアでの移動の女性化やタイ女性のジェンダーについても多くの議論があった。多くの貴重なアドバイスに心より感謝いたします。

2018年1月16日火曜日

2017年度第1回定例会開催記録(2017年7月16日)

2017年7月16日に第1回定例会が開催されました。


◆日時:2017年7月16日(日) 13時~16時半

◆場所:立教大学 池袋キャンパス 13号館1階会議室

報告者:大野聖良さん(日本学術振興会特別研究員(PD))

◇報告タイトル:「在留資格『興行』をめぐる入国管理と“女性”――『入管体制』のジェンダー分析にむけて」

下記、定例会の記録になります。

 日本社会では「国際移住労働の女性化」が特異な形であらわれたと言われている。1970年代、東・東南アジア諸国の女性が大量に来日し、日本の風俗・性風俗産業が女性たちの「就労」の受け皿として機能してきた。その代表的なアクターとして、在留資格「興行」のもとエンターテイナ―として来日したフィリピン女性たちが注目されてきた。
 本報告では、公益財団法人「入管協会」発行『国際人流』を対象に、入管行政において在留資格「興行」と外国籍女性による興行(エンターテイメント)がどのような問題として形成され、議論されてきたのかを言説分析を用いて明らかにした。まず、在留資格「興行」をめぐる諸アクターの位置づけや、入管行政の問題関心の推移を確認した後、「興行」の代表性、規制対象としての「興行」、「興行」・「ホステス」・「売春」との非/連続性についての考察を報告した。今後の課題として、入管行政では不可視化されていた招聘業界の分析の必要性を指摘した。

 質疑応答では、タイやフィリピンの移住女性の研究に携わる参加者から、分析資料の特徴や在留資格「興行」の代表性がいわゆる「芸能人」やスポーツ選手から「エンターテイナー」へと移行した背景、招聘業界の動向に関する質問がだされ、活発な意見交換が行われた。本報告では、日本における在留資格「興行」の議論の展開可能性について確認し、様々な課題を明確化する貴重な機会となった。




2017年11月3日金曜日

開発とジェンダー分科会2017年度第2回定例会開催(2017年12月10日[日])のお知らせです。

※チラシはこちらからダウンロードできます。

晩秋といった気候が続く今日この頃ですが、お元気でお過ごしでしょうか。
開発とジェンダー分科会2017年度第2回定例会催(2017年12月10日[日])のお知らせです。

今回は、第1回定例会に引き続き、「日本における移動とジェンダー」という共通の研究課題に取り組んでいるお二人にご報告いただきます。
赤澤さん、大野さんともに最新のフィールドワークの結果から、各々日系ブラジル人女性の生活世界、新潟県の外国人女性散在地域における定住過程に着目した研究報告を行っていただく予定です。
報告概要は、下に貼り付けてある詳細よりご確認いただけます。
◆日時:2017年12月10日(日) 13時~16時半
◆場所:立教大学 池袋キャンパス 7号館2階7204教室
 ※こちらからキャンパスマップを確認できます。

報告①
◆報告者:赤澤真実さん(フェリス女学院大学 人文科学研究科 博士後期課程)
◆報告タイトル:「日系ブラジル人女性の生活世界とジェンダー――世代間継承に焦点をあてて」

◇報告②
◆報告者:大野恵理さん(フェリス女学院大学 人文科学研究科 博士後期課程)
◆報告タイトル:「外国人散在地域における結婚移住女性のライフコース――新潟県A地域における定住過程に着目して」

◇司会:大野聖良(日本学術振興会特別研究員(PD))

ご出席の方は、恐れ入りますが、資料の都合上、なるべく2017年12月7日(木)までに下記のアドレスまでご連絡頂けますよう、お願い申し上げ申し上げます。

皆様お誘い合わせのうえ、どうぞ足をお運びください。
また、関心のありそうな方にご連絡いただけますと幸いです。

報告者を随時募集しております。
報告を希望される方は、事務局までご連絡ください。

2017年度「開発とジェンダー」分科会事務局
小川真理子・中村雪子


****下記定例会詳細です。転送・転載歓迎です!****

国際ジェンダー学会「開発とジェンダー」分科会2017年度第2回定例会開催(2017年12月10日[日])のお知らせです。
今回は、第1回定例会に引き続き、「日本における移動とジェンダー」という共通の研究課題に取り組んでいるお二人にご報告いただきます。

◆日時:2017年12月10日(日) 13時~16時半
◆場所:立教大学 池袋キャンパス 7号館2階7204教室
 ※こちらからキャンパスマップを確認できます。

◇報告①
◆報告者:赤澤真実さん(フェリス女学院大学 人文科学研究科 博士後期課程)
◆報告タイトル:「日系ブラジル人女性の生活世界とジェンダー――世代間継承に焦点をあてて」
◆報告概要:
 1980年代より、女性の国際移動の数的な増加と多様化という意味で「移民の女性化」は顕著となり、女性の単身移動が関心を集めてきた。しかしながら、このような「移民の女性化」という文脈の中で見落とされてしまった移民女性がいるのではないだろうか。本報告では、そのような移民女性として「家族単位」での移動を行った日系ブラジル人女性に焦点をあて、その生活世界とジェンダーを明らかにする。
 「家族であること」が女性の移動を条件付ける「家族単位」での移動は、移住後の日系ブラジル人女性の生活世界にどのように作用するのか。また、そのような生活世界の中でどのような諸要素が彼女らのジェンダー関係を規定し、構築・再編していくのかを考察する

◇報告②
◆報告者:大野恵理さん(フェリス女学院大学 人文科学研究科 博士後期課程)
◆報告タイトル:「外国人散在地域における結婚移住女性のライフコース――新潟県A地域における定住過程に着目して」
◆報告概要:
 1980年代半ばから、日本人男性とアジア出身の外国人女性との国際結婚が増加し、外国人住民の割合に占める結婚移住女性の割合は、多数を占めているといわれている。
本報告では、外国人散在地域である新潟県A地域における結婚移住女性のライフコースに、ジェンダー視点からアプローチし、彼女らの日常の実践から「定住」概念の再考を試みる。
 報告者は、1980年代後半以降から90年代半ばまでに日本人男性との結婚を機に来日し、新潟県A地域に居住するアジア出身の結婚移住女性を対象とし、半構造化インタビューおよび参与観察を行った。日常的な生活の実践-家族関係の構築、子育て、仕事等-の中で、どのように地域住民と関わり、ジェンダーがどのように作用してきたか、女性がその営みをどのように語るのかを分析している。その結果、出身国におけるジェンダー規範や家族規範が強く作用するケースや地域のジェンダー規範を全面的に受け入れるケース等、一様ではない「定住」の過程が明らかになった。また、地域住民と日常的に「顔の見える関係」でありながらも、孤立したり、そのような関係性だからこそ、居づらさを感じるケースも見えてきた。
 外国人散在地域の事例をみながら、参加者のみなさんと移住女性の「定住」概念について考えていきたい。


◇司会:大野聖良(日本学術振興会特別研究員(PD))


※チラシはこちらからダウンロードできます。

ご出席の方は、恐れ入りますが、資料の都合上、なるべく2017年12月7日(木)までに下記のアドレスまでご連絡頂けますよう、お願い申し上げ申し上げます。

devgen.isgs@gmail.com(小川・中村)

皆様お誘い合わせのうえ、どうぞ足をお運びください。
また、関心のありそうな方にご連絡いただけますと幸いです。
*会場最寄り駅
JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分。

当分科会では報告者を随時募集しております。 報告を希望される方は、事務局までご連絡ください。

2017年度「開発とジェンダー」分科会事務局
小川真理子・中村雪子
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2017年6月20日火曜日

開発とジェンダー分科会2017年度第1回定例会催(2017年7月16日[日])のお知らせ

開発とジェンダー分科会2017年度第1回定例会催(2017年7月16日[日])のお知らせです。
※チラシはこちらからダウンロードできます。


新倉久乃さんの報告趣旨を追記しましたので、あらためて下記の通りご案内いたします。

今回は、「日本における移動とジェンダー」という共通の研究課題に取り組んでいるお二人にご報告いただきます。
新倉久乃さんは、長く外国籍女性の支援に携わり、その経験を生かして修士課程で研究を行なっています。また、大野さんは、博士論文で人身取引に関する論考をまとめ、研究を継続されています。

報告①
◆報告者:新倉久乃さん(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程/特定非営利活動法人女性の家サーラー理事
◆報告タイトル:在日タイ女性のトランスナショナルな定住の姿 その課題と可能性――1985年から2005年に来日した女性たちの聞き取りを中心に

◆報告趣旨:
1980年代に来日した外国人女性の中で、フィリピン人に次いで多くを占めたのがタイ女性であった。短期ビザで入国、超過滞在をしながら就労するものも多かったが、
日本人男性と結婚する、あるいは1990年代からの傾向はタイで婚姻し日本に在留資格を得て定住することになる。在留資格を得たのちも離婚、配偶者との死別や子育て、貧困や就労などさまざまな課題に直面する人は少なくない。
 本研究は、1985年から2005年に来日したタイ女性を対象とする。在日タイ女性たちが来日、定住において人生の選択を行う時、ジェンダーがどのように作用するかを
明らかにする。それにより女性たちはどのような課題を抱き、また可能性を開くのか当事者の立場から分析する。その結果、女性たちが二つの国の間で、ジェンダー視角
も含めどのように変容しながらトランスナショナルな定住をするのかを考察する。


報告②
◆報告者:大野聖良さん(日本学術振興会特別研究員(PD))
◆報告タイトル:在留資格「興行」からみる「入管体制」とジェンダー――『国際人流』をてがかりに(仮)

ご出席の方は、恐れ入りますが、資料の都合上、なるべく2017年7月13日(木)までに下記のアドレスまでご連絡頂けますよう、お願い申し上げ申し上げます。
devgen.isgs@gmail.com

皆様お誘い合わせのうえ、どうぞ足をお運びください。
また、関心のありそうな方にご連絡いただけますと幸いです。

報告者を随時募集しております。
報告を希望される方は、事務局までご連絡ください。

2017年度「開発とジェンダー」分科会事務局
中村雪子・小川真理子


****下記、転送・転載歓迎です!****

開発とジェンダー分科会2017年度第1回定例会開催(2017年7月16日[日])のお知らせ

◆日時:2017年7月16日(日) 13時~16時半
◆場所:立教大学 池袋キャンパス 13号館1階会議室
 ※こちらからキャンパスマップを確認できます。

◆報告①
◇報告者:新倉久乃さん (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期過程・特定非営利活動法人女性の家サーラー理事)
◇報告タイトル:在日タイ女性のトランスナショナルな定住の姿 その課題と可能性――1985年から2005年に来日した女性たちの聞き取りを中心に
◇報告趣旨:
1980年代に来日した外国人女性の中で、フィリピン人に次いで多くを占めたのがタイ女性であった。短期ビザで入国、超過滞在をしながら就労するものも多かったが、
日本人男性と結婚する、あるいは1990年代からの傾向はタイで婚姻し日本に在留資格を得て定住することになる。在留資格を得たのちも離婚、配偶者との死別や子育て、貧困や就労などさまざまな課題に直面する人は少なくない。
 本研究は、1985年から2005年に来日したタイ女性を対象とする。在日タイ女性たちが来日、定住において人生の選択を行う時、ジェンダーがどのように作用するかを
明らかにする。それにより女性たちはどのような課題を抱き、また可能性を開くのか当事者の立場から分析する。その結果、女性たちが二つの国の間で、ジェンダー視角
も含めどのように変容しながらトランスナショナルな定住をするのかを考察する。


◆報告②
◇報告者:大野聖良さん(日本学術振興会特別研究員(PD))
◇報告タイトル:在留資格「興行」からみる「入管体制」とジェンダー――『国際人流』をてがかりに(仮)

※チラシはこちらからダウンロードできます。

ご出席の方は、恐れ入りますが、資料の都合上、なるべく2017年7月13日(木)までに下記のアドレスまでご連絡頂けますよう、お願い申し上げ申し上げます。

devgen.isgs@gmail.com(小川・中村)
http://devgen-isgs.blogspot.jp/

皆様お誘い合わせのうえ、どうぞ足をお運びください。
また、関心のありそうな方にご連絡いただけますと幸いです。
*会場最寄り駅
JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分。

当分科会では報告者を随時募集しております。 報告を希望される方は、事務局までご連絡ください。

2017年度「開発とジェンダー」分科会事務局
中村雪子・小川真理子
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