「開発とジェンダー」分科会2021年度第2回定例会開催( 2022年3月29日[火])のお知らせです。
「開発とジェンダー」分科会2021年度第2回定例会開催(2022年3月29日[火])のお知らせです。
えてみることをテーマにした読書会を2020年度に引き続き企画しました。
International Society for Gender Studies, Japan
Working Party on 'Gender and Development'
「開発とジェンダー」分科会2021年度第2回定例会開催(2022年3月29日[火])のお知らせです。
2021年3月14日に2020年度定例会が開催されました。
2021年度第1回定例会開催(2021年8月27日[金])のご案内です。
*チラシはこちらからダウンロードできます。
「ケアの倫理と国際関係」読書会
(2021年8月27日[金] 13:00-15:00 zoom開催)
今回の「開発とジェンダー」分科会では、「ケアの倫理と国際関係」と題する読書会を開催します。新型コロナウィルスのパンデミックは、ケアをめぐる営みがこれまで無視されたり過小評価されてきたことについて、改めて私たちに問題提起をしてきました。
このことは、国家がいかに私たち人間一人ひとりの安全を蔑ろにしてきたか/しているかをも浮き彫りにさせています。つまり、現在の日本社会からもわかるように、「安全」といったとき、国家は「軍事的脅威からの安全」の確保を優先し、人間一人ひとりの「日常の暮らしにおける命の安全」を軽視しているといえます。
私たちが必ず誰かのケアを必要としてきた/しているという事実は、国内の社会のみならず国際政治の場においても忘れ去られてきました。では、ケアの実践を軽視・不可視化するものは何でしょうか。ケアの実践を無視することがどのような問題を生み出してきた/生み出しているのでしょうか。またそもそもケアとは何であり、誰が担っているのでしょうか。
今回の分科会ではこれらの点について、2つの文献をもとに、日常生活における不平等のみならす、開発、移動、グローバルな性取引、戦争などを射程に入れて考えます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
◆日時:2021年8月27日(金) 13時~15時(延長の可能性あり)
◆オンライン開催(Zoomミーティング)
(事前登録制)
※ 参加を希望される方は、開催2日前(8月25日)までに下記フォームより登録してください。https://forms.gle/vV2KnBxYb6RDUJNr8
※ ご登録いただいた方には、開催前日までに参加方法につきましてdevgen.isgs@gmail.comから連絡があります。
※ 本メールアドレスからの連絡が迷惑メールフォルダーに入ってしまうことがあるようですので、ご注意ください。
文献報告①
◆報告者:
大野聖良(日本学術振興会(RPD)、神戸大学)
中村雪子(日本学術振興会(PD)、横浜国立大学)
◆文献:ジョアン・C・トロント著、岡野八代訳・著『ケアするのは誰か?―新しい民主主義のかたちへ』白澤社発行、現代書館発売、2020年
文献報告②
◆報告者:土野瑞穂(明星大学)
◆文献:岡野八代『戦争に抗する―ケアの倫理と平和の構想』岩波書店、2015年
第9章「『安全保障』を問い直す」(pp.192-216)
第10章「戦争に抗する―身体性/具体性から発する社会の構想へ」(pp.217-246)
司会・趣旨説明:土野瑞穂(明星大学)
コメンテーター:
雑賀葉子(お茶の水女子大学基幹研究院研究員、桜美林大学非常勤講師)
平野恵子(お茶の水女子大学ジェンダー研究所特任講師)
※チラシはこちらからダウンロードできます。
「インターアジア現象としての『イスラーム』、そのジェンダー的分析:差異の指標から変化のけん引力へ」(iAIG)2020年度第三回公開研究会開催のお知らせ